クリアルが続伸、SBIや産業革新投資機構を割当先とする第三者割当増資を実施へ
クリアル<2998>が続伸している。前週末5日の取引終了後、SBIホールディングス<8473>や産業革新投資機構(東京都港区)傘下のベンチャーキャピタルであるJICVGIオポチュニティファンド1号投資事業有限責任組合などを割当先とする575万6200株の第三者割当増資を実施すると発表しており、財務体質の強化につながるとの期待から買われているようだ。
払込期日は12月23日の予定で、両者のほか中央日本土地建物(東京都千代田区)、きらぼしキャピタル(東京都港区)が運用するきらぼしキャピタル東京Sparkle投資事業有限責任組合及び日本航空<9201>に対して第三者割当による新株を発行し、うち中央日本土地建物とJALとの間では、それぞれ業務提携を実施する。調達資金約42億7911万円は、運営する不動産投資クラウドファンディングサービス「CREAL」及び27年3月期にサービス開始を予定する不動産セキュリティー・トークン事業「CREAL ST」強化のための運転資金や事業成長のための体制構築資金、DX及びAIシステム開発資金などにあてる予定だ。
株探ニュース