JIG-SAW---合弁会社が金融クラウド・勘定系システムのインフラ基盤構築・運用支援について発表
JIG-SAW<3914>は、16日、SBIセキュリティ・ソリューションズ(本社:東京都港区、以下:SBISecSol)と合弁で設立したSBI JIG-SAWモダナイゼーションズ(本社:東京都港区、以下:SBIJSM)が金融クラウド・勘定系システムのインフラ基盤構築・運用支援について以下を公開したと発表した。
SBISecSolとSBIJSMは、福島銀行<8562>が導入し、16日稼働を開始したSBI地方創生バンキングシステム(本社:東京都港区)が開発を進めている地域金融機関向けのクラウドベースの勘定系システム(以下、「次世代バンキングシステム」)において、アマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)を含むインフラ基盤の設計・構築・運用を支援した。
SBISecSolは、金融サービス向けにAWSを活用して構築したソリューションであるSBI金融クラウドを提供している。SBISecSolはSBI金融クラウドをベースに勘定系のシステムに求められる機能を追加することで、次世代バンキングシステムのインフラ基盤全体の設計・構築を行った。次世代バンキングシステムは、対外ネットワーク接続を含めた、AWS アジアパシフィック(東京)リージョンとAWSアジアパシフィック(大阪)リージョンによるマルチリージョン構成、コンテナオーケストレーションベースのインフラ基盤構築を実現したことで、高いセキュリティレベル・サービスレジリエンスを担保しながらも、柔軟性・拡張性に優れたシステム基盤の実現に貢献している。
SBIJSMは、金融業界におけるデータコントロール(システムの監視・運用・制御)サービスを展開しており、本システムにおいてもSBI金融クラウドの運用を担当している。24時間365日の安定稼働はもちろんのこと、システム状況のリアルタイム監視、障害発生時の迅速な対応に加え、運用自動化・高度化による効率化と安定性向上を実現するとしている。
《SI》
株探ニュース