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<動意株・27日>(大引け)=アステリア、SI、西華産など

材料
2023年3月27日 15時04分

アステリア<3853>=AI関連人気に乗り物色人気。同社はノーコード技術やAI技術、次世代ブロックチェーン技術などの先端分野で業界を先駆し優位性を発揮している。とりわけAI搭載IoT統合エッジウェア『Gravio(グラヴィオ)』はAI・IoTシステムをノーコードで構築し短期間で開発できるシステムで企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を捉え収益に寄与しており、ここにわかに盛り上がりをみせているAI関連株人気に乗る形となった。業績面では23年3月期は投資先評価益が想定に届かず減益を強いられる見通しながら、売上高は2ケタ増収基調を維持する見通し。24年3月期は海外でのデザイン事業拡大や合理化努力の発現で、利益も成長トレンドに回帰するとみられている。

システムインテグレータ<3826>=急伸。一時10.3%高まで買われる場面があった。この日、提供するアイデア創出プラットフォーム「IDEA GARDEN(アイデアガーデン)」について、米オープンAI社のAI技術「GPT-3.5」を活用した新機能のリリースを発表しており、これが手掛かり材料になったようだ。今回発表した新機能は、チャット形式でAIとアイデアのブレインストーミングが行える「AIブレスト機能(β)」。今後、オープンAI社の「GPT-4」をはじめとするマルチモーダルAI技術を活用し、機能拡充を図っていく計画にある。

西華産業<8061>=急反発で昨年来高値を更新。前週末24日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、営業利益を37億円から45億円(前期比17.7%増)へ、純利益を25億円から49億円(同2.2倍)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を35円から55円へ引き上げたことが好感されている。売上高は950億円から920億円(同7.8%増)へ下方修正したものの、主に日本ダイヤバルブをはじめとする国内外子会社の業績が好調に推移していることに加えて、営業外収益で持ち分法による投資利益を計上することが要因としている。なお、年間配当予想は90円(前期65円)となる予定だ。

FRONTEO<2158>=大底離脱の動き。商いを急増させ、上げ足を一気に強めてきた。東京市場では人工知能(AI)関連に位置付けられる銘柄群が相次いで人気化しているが、今からわずか1年4カ月前の2021年11月に5300円の最高値をつけた実績のある同社株も、その急騰習性に着目した投資資金の流入が加速している。AIなどを活用したリーガルテック事業に加え、ヘルスケア分野にも横軸展開を図り業容を広げている。23年3月期は業績が大きく落ち込む形となり、株価も大幅な調整を強いられたが、今月3月に580円台まで売り込まれたところで大底を確認しトレンド転換した。もとよりAI分野における材料性は豊富で、来期以降はリストラ効果の発現により業績回復色が期待できる状況にあるだけに、上値を見込んだ買いに厚みが加わっている。

ティアンドエス<4055>=値を飛ばす。大幅高で昨年3月末につけた昨年高値2222円の奪回も約1年ぶりに視野に入れている。同社は最先端半導体工場向けのシステム開発及び運用・保守などを主力展開し、AI技術を活用した業務効率化で需要獲得が進んでいる。フラッシュメモリーを製造するキオクシアを主要顧客とするが、日の丸半導体新会社ラピダスの最先端半導体量産を目指した大規模な北海道・千歳工場建設でも商機を捉える可能性がある。AI領域ではマシンラーニング・アルゴリズムを駆使して高精度の画像認識機能開発を支援するほか、論文アルゴリズムの実装や評価も手掛けており、AI関連の有力株としても頭角を現している。

岡三証券グループ<8609>=ストップ高。前週末24日の取引終了後、新たな株主還元方針として、来期から28年3月期までの新たな中期経営計画期間中に、PBR(株価純資産倍率)が1.0倍を超えるまで、年間10億円以上の自己株式取得を実施すると発表した。また、総還元性向を50%以上とする目標を掲げたほか、今期末における記念配当の実施も公表。これらを好感した買いが集まったようだ。新たな中期計画では、預かり資産を10兆円、ROE(自己資本利益率)を8%とする経営目標も示している。未定としていた23年3月期の期末一括配当予想については、創業100周年を迎えることに伴う記念配当10円を加えて20円(前期末比5円増配)とする。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

株探ニュース

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