決算発表予定日 2024/05/07
8739東証P貸借
業種 証券・商品

スパークス・グループ 株価材料ニュース

1,794
-33
-1.81%
業績ー
(15:00)
PTS

(ー)
株価は20分ディレイ

【実況!決算説明会】スパークス・グループ<8739>---2024年3月期第3四半期決算

材料
2024年2月9日 14時19分

このコンテンツは、スパークス・グループ<8739>の2024年3月期第3四半期決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。

【冒頭ごあいさつ】

<阿部社長>

皆様、こんにちは。スパークス・グループの阿部修平でございます。

Q: 2023年度第3四半期の業績について、ご説明いただけますか。

<阿部社長>

2023年度第3四半期は国内外の投資家からの日本株への期待を大きく感じた四半期でありました。また、後ほど詳しくはご説明しますが、スパークスにとって、ファンドを通じて、創業以来初めてのTOBを無事に終えることができた四半期でした。

まず業績について簡潔にご報告いたします。

営業収益は、前年同期99億80百万円から117億52百万円となり、17.7%の増収となりました。これは、主に成功報酬が9億円増加したことによるものです。

コストについては、公募投信の預かり資産残高が増加したことで支払手数料が増加、またボーナスを含めた人件費や、前年同期との対比で営業活動が活発化したことで旅費交通費なども増加し、経常的経費は、前年同期37億99百万円から4.9%増加し当四半期は39億86百万円となりました。この結果、営業利益は、前年の42億22百万円から19.8%増加し50億60百万円となりました。

経常利益は11.9%増加し51億98百万円、純利益は投資有価証券売却益を13億円計上したことにより、44.9%と大きく増加して45億25百万円となりました。

また、基礎収益は、経常的経費の増加はあるものの、残高報酬の増加により、47億6百万円と1.4%の増益となりました。成功報酬の増加により営業収益は大きく増加しています。同時に基礎収益も増加していることを皆様にご報告したいと思います。

Q:直近のびビジネスの状況について教えていただけますか。

<阿部社長>

日本株式の戦略について、ウォーレン・バフェット氏による日本株の追加投資や政府の政策など、日本株に対する期待が高まったことで、日本株の投資魅力は世界的に大きくクローズアップされています。政府の政策の一環として、新NISAが今年初めに導入されました。この新NISAにより、日本の個人投資家から日本株への投資が大きく増加しつつあります。これは長らく待ち望まれていた個人の貯蓄から投資へのシフトが本格化していることであり、海外投資家からの日本株に対する見方も大きく変わり、その結果、日本の株式市場は上昇しています。スパークスにおいても、海外投資家から追加で資金を受託する動きも具体化しつつあります。スパークスは、従来から海外の投資家から支持されてきた会社であり、彼らが日本に注目し始めたということは、スパークスにとっては大きなチャンスであります。海外投資家の要望に応え、資金を運用・投資することはスパークスの強みです。今年は海外投資家からの投資拡大を含めて、預かり資産残高拡大を、飛躍させる年にしたいと考えております。

加えて、日本モノづくり未来ファンドによるIJTT社のTOBが完了いたしました。このIJTT社を非公開化するプロセスはいすゞ自動車様とともに綿密に連携、協議を重ねた上で行いました。日本モノづくり未来ファンドは2020年に設立し、日本で優れた技術・人材・サービスを持つモノづくり企業に投資し、TPS(トヨタ生産方式)を活用して各社を支援し、適切な経営戦略を展開することで、社会に貢献することを目指したいという理念のもと設立いたしました。これはスパークスとして新たな投資領域の始まりであり、大きく成長させたい領域となります。

さらに、より一層スパークスのファンドビジネスをユニークかつ強いものにするために、これまでも成長領域であるエネルギー、医療、フィンテックなどの領域へ種を撒いてきました。医療の領域、その中の病院への投資については、第1四半期に医療法人の持分を売却いたしました。また、量子コンピュータ活用の普及と利用拡大を目指して投資をしたシグマアイ社については、株式の一部をSCREENホールディングス様へ譲渡いたしました。両社の売却により、13億円の特別利益を当期に計上しています。その他、グリーン水素、蓄電池などの領域でも、新たなプロジェクトを立ち上げております。皆様のご期待に応えるような投資を実現したいと思います。

Q:期末配当を発表されました。これについて教えていただけますか。

株主還元については、財務状況、更なる成長に向けた投資資金ニーズなどを踏まえ、継続的かつ安定的に行ってまいります。第3四半期は増収増益となり、基礎収益は増加していることから、1株当たり66円、前期配当に6円加えた額とすることといたしました。

また、前期に引き続き、総額5億円、株式数33万株を上限とする自社株買いを実施し、12月末までに1億29百万円取得いたしました。

総還元額としては、32億20百万円となり、前期の27億45百万円を上回る額を株主還元させていただきます。

【最後に】

<阿部社長>

皆様のご期待に沿えるよう、預かり資産3兆円を目標に、確実に収益の成長を実現し、株主還元も皆様のご期待に応え、企業価値を大きく高めていくことを目指し、役職員全員が一丸となって頑張ってまいります。

最後までご視聴いただき、ありがとうございました。

《ST》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる