テクミラが底堅く推移、太陽生命の生成AI活用の実証実験参画を材料視
テクミラホールディングス<3627>が底堅く推移している。23日午前11時半、子会社のネオスが、T&Dホールディングス<8795>傘下の太陽生命保険の生成AIを活用した実証実験に参画したと発表。これを材料視した買いが株価を下支えしたようだ。ネオスのAIソリューションを活用。保険募集プロセス検証環境の開発を行い、AIが営業員に代わって顧客のニーズなどをヒアリングし、商品を提案するプロセスを再現した。ヒアリングにおいて生成AIの技術を応用し、文脈を踏まえた適切な応答などを可能にしたうえで、対話モデルの精度について評価を実施したという。今後は商用化に向けた課題や、AIが事実に基づかない情報を生成するハルシネーションの回避などについて太陽生命と検討を進め、新たな営業手法の実現につなげる。
株探ニュース