アドバンスクリエイト---アバターシステムを三井ダイレクト損保が正式導入
アドバンスクリエイト<8798>は25日、AVITAと共同開発した「アバターシステム」が、MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725>の子会社の三井ダイレクト損害保険(三井ダイレクト損保)に、正式導入されたことを発表。三井ダイレクト損保は、ネット型損害保険会社である。今回の同システムの導入で、最先端のデジタル技術を駆使し、顧客のニーズに合わせた体験・価値のさらなる向上を図る。同システムを利用した新サービス「アバターコンシェルジュ相談」を開始した。同システムは、社員のプライバシーを保護でき、働く時間や場所、身体的な制約がなくなり、多くの人に雇用機会を提供することができる。また、人間よりもアバターの方が話しやすく、気兼ねなく相談できるという顧客も多い。同社でも、同システムによる問い合わせからの保険相談アポ獲得率は電話に比べて2倍超になり、オンライン保険相談におけるコンサルタント指名予約においては同システムが最も支持されている。一方で、保険ビジネスでは、特有のコミュニケーションノウハウが求められる。同社は、同システムと、同社が蓄積したコミュニケーションノウハウ、オンライン保険相談システム「Dynamic OMO」を組み合わせた「アバター×オンライン保険相談」を保険業界に普及させ、同システムを用いた保険のコンサルティングサービスを商業化させ、顧客の保険購買プロセスを変革していく。アバターの可能性を追求し、多くの提携先と協力しながら、保険業界にさらなるイノベーションを起こし、日本発の技術を世界に発信し、産業全体の活性化にも貢献していく。
《SI》
株探ニュース