コスモスイニシアがカイ気配で始まる、23年3月期営業益大幅上方修正し配当も増額
コスモスイニシア<8844>がカイ気配スタートで大幅続伸、500円台後半へ一気に株価水準を切り上げてきた。同社は首都圏を軸にマンション開発・販売を手掛けるほか、外国人観光客の長期滞在向けアパートメントホテルなども展開し、インバウンド関連株の一角としても注目されている。24日取引終了後、23年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の35億円から49億円(前の期比46%増)に大幅増額した。宿泊事業が水際対策の緩和や旅行需要の喚起策推進などの効果で、稼働率及び客室単価が上昇し収益を押し上げている。好業績を背景に株主還元も強化し、年間配当も従来計画の9円から14円に上乗せしている。これらを好感する買いが集中した。
株探ニュース