フジ住は3日ぶり急反発、今期経常は連続最高益更新見通しで買いを誘う
フジ住宅<8860>は3日ぶりに急反発した。前営業日の2日取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示し、今期の経常利益が前期比0.9%増の67億円となる見通しを示した。経常利益は前期に続き過去最高益を更新する見通しとなっており、買いを誘う要因となったようだ。
今期の売上高は同2.2%増の1230億円を見込む。前期と同水準となる4棟の分譲マンションの引き渡しと、未受注在庫の受注促進により、新築戸建ての販売個数の減少の影響を補う方針。土地有効活用事業と賃貸・管理事業の更なる伸長も図る。24年3月期の売上高は前の期比5.0%増の1203億8800万円、経常利益は同15.7%増の66億4300万円だった。同社は前期の期末配当において特別配当3円分を増額して16円(年間配当は30円)で決定した。今期の年間配当予想は27円とした。
株探ニュース