ランド、今期経常を43%下方修正
8918ランド【連結】
業績修正PDF
ランド <8918> が2月21日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年2月期の連結経常損益を従来予想の30.4億円の黒字→17.2億円の黒字(前期は27.8億円の赤字)に43.4%下方修正した。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常損益も従来予想の11.1億円の黒字→2億円の赤字(前年同期は25.9億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2022年2月期に売上計上を見込んでおりました2案件につき、売却等に向けた協議や許認可等の取得作業が予定よ...
会社側からの【修正の理由】
2022年2月期に売上計上を見込んでおりました2案件につき、売却等に向けた協議や許認可等の取得作業が予定よりも長引き、当該物件の引き渡しが2022年3月以降にずれ込む見通しとなったこと、および、当初想定していなかった案件の引き渡しが、当期中に完了したことから、開示済みの業績予想値を見直すことといたしました。なお、各個別プロジェクト毎に売上高及び利益率が異なるため、売上高と各段階利益の変動額に差が生じております。当該案件は、2023年2月期中の早期売却に向け、引き続き協議を進めてまいります。また、修正いたしました2022年 2 月期連結業績予想数値は、決算作業が未了であるため概算となります。今後見直しが必要な場合には、判明し次第、速やかに開示させて頂きます。物件の引き渡しがずれ込み、結果として、業績予想が未達となったことは、大変遺憾でありますが、継続的に黒字化が図れる体制は、ほぼ構築できたものと判断しております。しかしながら、当社の展開する既存事業(不動産事業、再生可能エネルギー事業)は、個別物件の規模が比較的大きなものが多く、案件数等を鑑みると、引渡時期のずれにより、期ごとの業績にバラつきが出る傾向があります。当社といたしましては、既存事業に加え、成長を可能とするビジネスモデルを早期に構築することで、持続的成長と中長期的な企業価値向上を可能とし、いかなる経営環境の変化にも耐えうる強固な経営基盤の再構築に、誠心誠意、全身全霊を注ぎ、取り組んでまいる所存であります。また、すでに開示しております通り、今期(2022年2月期)は14期ぶりに復配(2022年2月期は1株あたり0.1円の配当予想)する予定であります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 21.09-02 | 1,856 | 1,139 | 1,117 | 1,077 | 0.8 | 0.10 | 2021-10-07 |
連結 |
| 新 21.09-02 | 626 | -201 | -203 | -123 | -0.1 | 0.10 | 2022-02-21 |
連結 |
| 修正率 | -66.3 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2022.02 | 4,200 | 2,920 | 3,040 | 3,000 | 2.1 | 0.10 | 2021-04-08 |
連結 |
| 新 2022.02 | 2,970 | 1,580 | 1,720 | 1,800 | 1.3 | 0.10 | 2022-02-21 |
連結 |
| 修正率 | -29.3 | -45.9 | -43.4 | -40.0 | -39.7 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20.09-02 | 834 | -2,612 | -2,598 | -2,599 | -1.8 | 0 | 2021-04-08 |
連結 |
| 予 21.09-02 | 626 | -201 | -203 | -123 | -0.1 | 0.10 | 2022-02-21 |
連結 |
| 前年同期比 | -24.9 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020.02 | 2,878 | 1,532 | 1,480 | 1,319 | 0.9 | 0 | 2020-04-09 |
連結 |
| 2021.02 | 1,141 | -2,822 | -2,788 | -2,789 | -1.9 | 0 | 2021-04-08 |
連結 |
| 予 2022.02 | 2,970 | 1,580 | 1,720 | 1,800 | 1.3 | 0.10 | 2022-02-21 |
連結 |
| 前期比 | 2.6倍 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。