明豊エンタープライズ---早稲田大学高口研究室とIoT機器導入による省エネ効果に関する共同研究を発表
明豊エンタープライズ<8927>は8日、東京都市大学にて行われた一般社団法人日本建築学会関東支部が主催する「2023年度日本建築学会関東支部研究発表会」で、早稲田大学創造理工学研究科の高口研究室と共同研究論文を発表した。
同社では、2023年6月に「EL FARO 大塚4(※「4」はローマ数字)」にスマートホーム化の設定・サポートを行うサービスを導入。2024年1月には、本社にIoT機器を導入して実証実験を行う研究ラボ「Smart Office Well」を開設し、ホームIoT・オフィスIoTへ積極的に取り組んでいる。
同社と高口研究室は、2023年4月より、住宅における省エネ効果をテーマに「IoT機器による間仕切り及び窓カーテン可動化の省エネルギー効果」について共同研究を行ってきており、検証の結果、カーテンの導入による冷房消費電力量は窓カーテンで15.8%、間仕切りカーテンで最大16.7%、併用した場合最大30.00%の削減効果があることが明らかになった。
同社では、共同研究を今後も継続し、暖房消費電力量の効果も検証してゆくとともに、今後の開発物件にデータやIoT機器を活用することで、住宅における環境性能や利便性を高めてゆく。
《HH》
株探ニュース