和田興産は反落、今期減収減益見通しを嫌気
和田興産<8931>は反落。前週末7日の取引終了後に24年2月期業績予想を発表し、売上高を前期比8.7%減の390億円、営業利益を同17.9%減の36億円とした。増収増益だった前期から一転減収減益の見通しとなったことから、これが嫌気されている。
配当予想は前期比据え置きの50円を見込む。同時に発表した23年2月期決算は、売上高が前の期比2.2%増の427億1200万円、営業利益が同13.0%増の43億8700万円だった。低水準の住宅ローン金利などを背景に、主力の分譲マンション販売が好調だった。
あわせて、24年2月期~26年2月期の中期経営計画を発表した。中計期間の3期合計で、売上高1224億円(21年2月期~23年2月期合計は1243億円)、営業利益118億円(同110億円)とする目標を掲げた。配当方針については、30%の配当性向を目指すとした。
株探ニュース