インテリクスがウリ気配スタート、第3四半期累計の経常赤字転落を嫌気
インテリックス<8940>がウリ気配スタート。前週末5日の取引終了後、24年5月期第3四半期累計(23年6月~24年2月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比8.6%増の303億8100万円と増収だったが、経常損益は5400万円の赤字(前年同期は800万円の黒字)となった。11月中間期までは経常黒字を確保していたものの、9カ月間累計で経常赤字に転落した格好となり、直近の業況を嫌気した売りが優勢となったようだ。
同社は中古マンションの再生販売事業を展開する。リノベーション事業分野ではマンションの販売件数の増加と価格上昇を背景に増収となった。一方、業界における販売在庫が積み上がった状況にあり、事業回転を優先して価格調整を実施した結果、利益率が低下したという。
株探ニュース