8940東証S貸借
業種 不動産業

インテリックス 株価材料ニュース

739
+7
+0.96%
業績
(15:30)
PTS

(ー)
株価は15分ディレイ

インテリックス Research Memo(7):在庫圧縮により有利子負債を削減、自己資本比率は30%弱まで回復

特集
2024年9月19日 15時07分

■インテリックス<8940>の業績動向

3. 財務状況と経営指標

2024年5月期末の資産合計は前期末比4,919百万円減少の40,710百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現金及び預金が14百万円、前渡金が208百万円それぞれ増加した一方で、販売用不動産が5,442百万円減少した。固定資産では有形固定資産が405百万円、投資有価証券が237百万円それぞれ増加し、借地権が464百万円減少した。長期滞留物件の販売を促進したことにより、収益不動産物件(販売用不動産+長期保有収益物件)の期末残高は同44億円減の314億円と3期ぶりの減少に転じた。

負債合計は前期末比5,017百万円減少の28,838百万円となった。収益不動産物件の売却資金を借入金の返済に充当したことにより、有利子負債が5,416百万円減少したことが主因だ。純資産合計は前期末比98百万円増加の11,872百万円となった。配当金支出150百万円、自己株式取得199百万円があった一方で、親会社株主に帰属する当期純利益414百万円を計上したことなどによる。

経営指標を見ると、収益不動産物件の売却による資産及び有利子負債の減少により、自己資本比率が前期末の25.8%から29.1%に上昇し、有利子負債比率が264.4%から216.5%に低下するなど、財務体質の改善が進んだと言える。財務体質が脆弱になれば、金融機関からの借入れも厳しくなるため、今後もこれら経営指標を意識しながら事業を展開する方針である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる