富士急が4日ぶり急反発、インバウンド需要急回復で9月中間期業績は計画上振れへ
富士急行<9010>が4日ぶりに急反発した。23日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績に関し、営業収益が計画の251億6000万円から259億1000万円(前年同期比25.7%増)に、最終利益が21億7000万円から31億7000万円(同3.4倍)に上振れて着地したようだと発表。業況を好感した買いが集まった。
インバウンド需要の急回復を受け、運輸業やホテル業を中心に利用者が順調に推移した。動力費や光熱費、宣伝広告費の減少も寄与する。通期の業績予想については、天候リスクなどを勘案し、現時点では据え置くものの、修正が必要な事象が生じた際には速やかに開示するとした。
株探ニュース