鴻池運輸が3日ぶり反発、国内有力証券が目標株価を2000円へ引き上げ
鴻池運輸<9025>が3日ぶりに反発している。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が1日付で投資判断「オーバーウエート」を継続し、目標株価を1600円から2000円へ引き上げたことが好材料視されている。
23年3月期第1四半期(4~6月)営業利益は34億円となり、空港関連業務が営業赤字だったにも関わらず、コロナ禍前の19年3月期第1四半期実績33億円を上回ったことから、同証券ではコロナ禍で実施した構造改革の効果を確認できたと評価。これを踏まえ、23年3月期営業利益予想を116億円から121億円へ上方修正した。また、第3四半期以降は入国制限の緩和によるエアラインの就航率の回復と、それに伴う業績改善を想定。中期的には、構造改革の効果とリオープニングによる業績拡大が続くと予想している。
株探ニュース