京阪HDは急伸、今期上方修正や自社株買いを好感
京阪ホールディングス<9045>は急伸。前週末8日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を3060億円から3119億円(前期比3.2%増)へ、営業利益を355億円から392億円(同15.6%増)へ上方修正すると発表した。あわせて自社株買いの実施を発表しており、これらが好感され買いを呼び込んでいる。
インバウンドの増加によるレジャー・サービス業や運輸業の増収のほか、不動産販売業でのマンション販売の堅調な推移を見込む。配当予想は従来予想を据え置いた。自社株買いについては取得上限を710万株(自己株式を除く発行済み株数の6.62%)、または200億円とした。期間は11月11日から来年6月30日まで。
このほか、26年3月期から株主優待制度を変更すると明らかにした。現行では200株以上の株主を対象としていたが、これを300株に引き上げる。また、これまで設けていなかった継続保有期間の要件を追加する。
株探ニュース