アルプス物流が急反発、21年3月期の経常利益予想を一転増益に上方修正
アルプス物流<9055>が3日ぶりに急反発。21日の取引終了後、21年3月期の連結経常利益が49億2000万円になりそうだと発表。従来予想の37億円(前の期比4.8%減)から一転して26.6%増益見通しとなったことが好材料視されている。
前期業績の上方修正は昨年12月に続き、2回目となる。電子部品業界の市況回復や新規案件の受注獲得により、電子部品物流事業の貨物取扱量が増加したほか、外出自粛や在宅勤務の継続を背景に、宅配ビジネスが想定以上に好調だったことが要因。また、円安進行で為替差益が発生したことも利益を押し上げた。
株探ニュース