丸運の上値追い鮮烈、今期営業65%増益予想とPBR0.5倍弱で見直し買い続く
丸運<9067>が上値追い鮮烈。5月下旬に急動意をみせ6月3日には年初来高値449円をつけたが、これは2006年以来約18年ぶりの高値圏となった。ENEOSホールディングス<5020>系の物流会社で液体輸送や貨物輸送に強みを持つが、業績は価格改定効果によって収益性が向上している。25年3月期営業利益は前期比65%増の8億4000万円と急拡大を見込んでいるが、PBRが0.5倍弱と株価は会社解散価値の半値水準に放置されており、これが見直される流れにある。今週8日には政策保有株として保有するタツタ電線<5809>の普通株式すべてを、ENEOS傘下のJX金属が実施する公開買い付けに応募し、2億2500万円の特別利益を計上する見込みであることを発表している。
株探ニュース