トナミHDの24年3月期業績は計画下振れへ、能登半島地震後の物流回復鈍く人件費も増加
トナミホールディングス<9070>は1日の取引終了後、24年3月期の連結業績に関し、営業収益が計画の1450億円から1430億円(前の期比0.8%増)、最終利益が計画の52億円から46億円(同14.7%減)に下振れして着地したようだと発表した。物流事業において円安・物価高による消費の落ち込みを背景に、企業間物流が低迷した。1月の能登半島地震の発生により物量の回復も想定より鈍く、燃料費や人件費は予想を上回って増加した。
あわせて同社は25年3月期からの3カ年の中期経営計画を公表した。最終年度となる27年3月期に営業収益1800億円、最終利益67億円を目指す。
株探ニュース