川崎汽が後場急上昇、23年3月期は営業利益2.3倍見込む
川崎汽船<9107>が後場急上昇している。午前11時30分ごろに発表した23年3月期業績予想で、売上高7800億円(前期比3.0%増)、営業利益410億円(同2.3倍)、純利益4600億円(同28.4%減)と営業増益を見込むことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた自動車船事業の回復を見込む。また、サプライチェーンの混乱により需給が逼迫し運賃率が高水準で推移したコンテナ船事業は、市況の調整が予想されるものの、依然として高い水準が継続すると予想する。
なお、22年3月期決算は、売上高7569億8300万円(前の期比21.0%増)、営業利益176億6300万円(前の期212億8600万円の赤字)、純利益6424億2400万円(前の期比5.9倍)だった。
株探ニュース