売れるネットが急反落、上場関連費用計上で第1四半期は最終赤字
売れるネット広告社<9235>が急反落している。13日の取引終了後に発表した第1四半期(8~10月)単独決算が、売上高1億9500万円、営業利益400万円、最終損益700万円の赤字となり、最終赤字となったことが嫌気されている。
同社は、10月23日に東証グロース市場に新規上場したD2C(インターネット通販)事業者向けにネット広告の費用対効果を改善するマーケティング支援サービスを提供する企業で、上場に伴う一過性の費用により営業外費用が発生したことが損益を悪化させた。
なお、24年7月期通期業績予想は、売上高10億5100万円(前期比9.6%増)、営業利益2億5000万円(同65.7%増)、最終利益1億5200万円(同34.7%増)の従来見通しを据え置いている。
また、WEB特化型の広告代理業を手掛けるグルプス(名古屋市中区)の全株式を24年2月の予定で取得し子会社化すると発表した。取得価額は非開示。なお、同件が業績に与える影響は算定中としている。
株探ニュース