ラストワンMがS高、今期好調見通しと株主優待導入を好感
ラストワンマイル<9252>がストップ高。前週末13日の取引終了後に発表した23年8月期決算は、売上高が94億2600万円(従来予想88億3000万円)、営業利益が1億9800万円(同1億6000万円)と従来予想から上振れして着地した。続く24年8月期は増収増益と好調な見通しを示しており、これを好感した買いが入っている。
既存事業の運営・利益体制の見直しを中心とした経営改革が奏功した。22年8月期が変則決算のため前の期との比較はない。今期は売上高が前期比7.1%増の101億円、営業利益が同51.4%増の3億円の予想。前期に繰延税金資産や法人税等調整額を計上した反動で純利益ベースでは減益となる見込みだ。配当予想は引き続き無配とした。
あわせて株主優待制度を導入すると発表しており、これも好感されている。保有株数1株以上かつ2期連続同一株主番号が確認できる株主を対象にギフト券を年2回贈呈する。基準日は2月末と8月末。2024年2月から開始する。
株探ニュース