国際紙パルプはカイ気配、第1四半期営業益3.4倍で通期計画進捗率44%超
国際紙パルプ商事<9274>がカイ気配を切り上げている。同社は10日取引終了後、23年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比3.4倍の53億3900万円となり、通期計画120億円に対する進捗率が44.5%となったことが好感されているようだ。
売上高は同19.4%増の1548億4500万円で着地した。国内では板紙分野がEコマースによる宅配事業や飲料用包装資材向けの販売が好調だったほか、製紙原料分野では古紙の販売数量が伸長。海外では欧州やオセアニア地域が堅調だった。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
株探ニュース