アソインターがS高、第3四半期2ケタ営業増益と期末一括配当予想の増額修正を好感
アソインターナショナル<9340>がストップ高の906円に買われ年初来高値を更新している。13日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年7月~24年3月)連結決算が、営業利益3億6000万円(前年同期比15.2%増)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。
社会的な審美意識の高まりや未病改善の取り組み拡大など矯正歯科治療のニーズは引き続き堅調に推移しており、デジタル製造矯正装置が大幅な増収となったほか、1月に発売した口腔内スキャナーも貢献し、売上高は25億8900万円(同9.4%増)となった。円安継続による材料費の高止まりや人件費の増加はあったものの、一部製品の価格改定効果や固定費抑制に取り組んだことが奏功した。
なお、24年6月期通期業績予想は、売上高34億6300万円(前期比8.6%増)、営業利益5億600万円(同10.2%増)の従来見通しを据え置いたが、期末一括配当予想は22円から35円へ増額修正した。
株探ニュース