スマサポがS高、不動産管理支援市場の成長に期待
スマサポ<9342>がストップ高の2750円に買われている。同社は29日に東証グロース市場に新規上場し、上場初日はカイ気配のまま取引を終了。上場2日目のきょう午前9時39分に公開価格800円の2.8倍にあたる2250円で初値をつけた。同社は不動産管理会社向けソリューションサービスの提供が主な事業。従来新規入居者との接点を持たなかった不動産管理会社に対して、入居時のお礼や満足度アンケート調査の実施を代行するとともに、生活に必要な各種ライフラインサポートなどの案内を手掛ける入居者満足度調査サービス「スマサポサンキューコール」を主力に、入居者が賃貸借契約を締結してから発生する「入居時点検」「駐車場・駐輪場契約、更新、退去などの各種申請」や「近隣トラブルの相談」などをデジタル化する入居者アプリ「totono」を提供している。直近IPO銘柄ならではの値動きの軽さへの期待に加えて、不動産管理支援は成長が見込める分野であることが個人投資家の買いを誘っているようだ。
株探ニュース