ワイヤレスゲート---1Qは減収も増益、「Wi-Fi+WiMAX」サービスの会員数が増加、2018年通期も増収益見込み
ワイヤレスゲート<9419>は10日、2018年12月期第1四半期(2018年1-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.3%減の29.20億円、営業利益が同49.3%増の3.24億円、経常利益が同60.3%増の2.85億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同102.0%増の1.90億円となった。
ワイヤレス・ビジネスドメイン事業(BtoB事業)は、売上高が前年同期比14.7%増の1.28億円と順調に拡大しており、子会社LTE-Xに関しても様々な内容の引き合いが来ている。
ワイヤレス・ブロードバンド事業(BtoC事業)は、売上高が前年同期比5.0%減の27.83億円となったが、新規会員の更なる獲得や既存顧客の退会防止に向けた追加施策を実施したこと等により、「ワイヤレスゲートWi-Fi+WiMAX」サービスの会員数が前連結会計年度末から増加している。
利益面については、営業利益、経常利益共に2桁増となっている。費用の抑制、NTTドコモからの遡及返還額の増加、また、持分法適用会社ののれん償却として、持分法による投資損失の計上を行った。
2018年12月期通期の連結業績は、売上高が前期比1.7%増の120.34億円、営業利益が同11.1%増の10.24億円、経常利益が同13.0%増の8.83億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同24.1%増の5.72億円で初期予想からの変更はない。
《MH》
提供:フィスコ
株探ニュース