東北電がマド開け急騰、女川原発2号機の再稼働メドで5年4カ月ぶりの高値水準に
東北電力<9506>がマドを開けて急騰、12%を超える上昇で1560円台に歩を進め2019年1月以来約5年4カ月ぶりの高値圏に浮上した。原発再稼働の思惑や国内で半導体関連投資の動きが強まるなか、ここにきて電力株への注目度が再び高まっており、各社の株価を強く刺激している。そのなか、きょうは同社株の上げ足がひと際目立つ展開となっている。同社は27日、女川原発2号機の安全対策工事が完了したことを発表、9月ごろの再稼働を目指し、原子炉に核燃料を入れる作業や原子炉の起動検査などを進める予定にあることから、これを材料視する買いを呼び込んでいる。
株探ニュース