東電HDや北海電など電力株の上げ目立つ、「設備投資比率が14年ぶり高水準」と伝わる
東京電力ホールディングス<9501>や北海道電力<9509>、九州電力<9508>など電力株の上げが目立ち、東証の業種別指数で「電気・ガス業」は上昇率トップとなっている。日本経済新聞電子版が5日夜、「大手電力会社の2025年3月期の売上高設備投資比率が14年ぶりの高水準になる見通しだ」と報じた。原発の再稼働に向けた工事や再生可能エネルギー関連の投資が増えるという。報道を受けて、原発の再稼働に向けた収益押し上げ効果が意識され、買いを集める格好となったようだ。記事によると、大手電力7社の売上高設備投資比率の平均は16.6%となり、東日本大震災が発生した11年3月期以来の高水準となるという。
株探ニュース