イーレックスはS安、24年3月期一転減収減益を嫌気
イーレックス<9517>はストップ安。前週末12日の取引終了後に発表した23年3月期決算は売上高、営業利益とも2ケタ増収増益で着地。ただ、続く24年3月期業績は売上高が前期比23.1%減の2280億円、営業利益が同48.3%減の77億円と一転減収減益となる見通しを示しており、これを嫌気した売りが膨らんでいる。
前期は売上高が前の期比28.6%増の2963億1200万円、営業利益が同19.1%増の148億8400万円だった。高圧の値上げや、夏場のJEPX高騰時の卸売りなどにより収益化を図った。今期は減収減益の見通しだが、配当予想は前期比据え置きの22円を見込む。あわせて、26年3月期を最終年度とする中期経営計画を明らかにしている。
株探ニュース