葉ガスが後場動意、1対3の株式分割と累進配当導入を発表
京葉瓦斯<9539>が後場に動意づく場面があった。同社は28日午後3時、12月31日を基準日として来年1月1日付で1株を3株に分割すると発表した。また、株主還元方針を変更し、株主資本配当率(DOE)などを総合的に勘案しながら累進配当を目指す新たな方針を示した。投資家層の拡大による流動性向上を期待した買いが入り、株価を押し上げたようだ。
加えて、同社は立会外分外の実施も発表。分売予定株式数は29万800株で、分売予定期間は12月6日から10日までとする。更に27年12月期にROE(自己資本利益率)を4.5%に向上させるほか、不動産事業について10%以上の利益成長を目指すことなどを目標として掲げた中期経営計画も公表した。従来の株主還元方針は、安定配当の維持継続を基本方針としていた。
株探ニュース