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M&A総研ホールディングス:上場会社唯一の完全成功報酬制でM&A仲介事業を展開

材料
2024年6月11日 14時23分

M&A総研ホールディングス<9552>は独立系のM&A仲介企業で、報酬を譲渡企業および買手企業の双方から受け取る仲介型のビジネスモデルを展開している。同社は効率化による徹底的なコスト削減に成功しており、譲渡企業に対して着手金・中間報酬ゼロの上場会社唯一の完全成功報酬制を導入している。直近の案件では事業承継問題に関わるM&Aニーズが多くを占めているもよう。昨年10月に立ち上げたクオンツ・コンサルティングは、2024年9月期上期時点で売上高が4200万円で着地している。

同社は、上場会社唯一の完全成功報酬制で事業を展開しているほかに、成約までの期間が平均6.7ヶ月と短く、業界屈指のマッチング力を有する。これらを下支えしている要因としては、データドリブンかつ合理的な経営を生かした、社内システム全てを自社開発してAI・DXによる効率化が挙げられている。具体的には、M&Aはソーシング、マッチング、エグゼキューションの3つのフェーズに分かれている。同社では、ソーシング、マッチングの2フェーズをDX・AIで効率化することでアドバイザーがエグゼキューションに時間をかけられるため、質の高いサービス提供することができている。そのほか、全社的にコスト意識を徹底しており、競合他社比較で高水準の営業利益率が維持されている。

業績については、上期時点で売上高が前年同期比2.2倍の85.2億円、営業利益は同2.1倍の49.3億円で上期計画に対して高進捗となった。成約件数は前年同期比96%増の57件、大型案件は14件の成約件数に達した。現状、通期業績予想の上方修正は発表しておらず、2024年9月通期の売上高は前期比77%増の153億円、営業利益は同57%増の72億円を見込んでいる。

来期以降もトップラインや営業利益は拡大が見込まれる中、株価の動向は注視しておきたい。

《NH》

提供:フィスコ

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