FCE<9564>は1日、グループ各社の吸収合併が完了したと発表。グループ各社は「FCE」として一つの会社に統合された。

同社によると、今回の統合を機に、顧客企業の人的資本の最大化を使命として、さらなる企業体質の強化と持続的な成長を目指すとしている。

人的資本の最大化には、人財がその能力を最大限に発揮できる環境を整備する「DX推進」と、人財および組織の能力向上を実現する「教育研修」の両面からのアプローチが不可欠という。同社はDX推進において、「RPAロボパットDX」を展開し、また教育研修の分野では社員教育プラットフォーム「Smart Boarding」および各種研修・コンサルティングプログラムを通じて企業を支援してきた。

更に、本年から新規事業として、生成AI組織活用プラットフォーム「FCEプロンプトゲート」の展開を開始。

今回の統合により、「DX推進」と「教育研修事業」の一層の連携を図ることで、これまで教育研修事業を通して培ってきた人財育成・組織開発の知識やコンサルティング力をさらにDX推進事業に活かし、提供サービスの競争力を強化していく。

また、教育研修事業においても、DX分野の先進的な技術と専門知識を融合し、より高度なITソリューションを提供することで、顧客企業の成長をバックアップしていく考え。

今後は「アントレプレナーファーム(企業家集団)FCE」という新たなカルチャーコンセプトを掲げ、同社社員の成長を促進し、企業の人的資本の最大化を実現していく新規事業の創出にも注力していくとしている。

《SO》

提供：フィスコ

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