常磐興が後場カイ気配、フォートレスによる買収報道「本日の取締役会で付議」とコメント
常磐興産<9675>が後場にカイ気配となっている。日本経済新聞電子版が9日、「米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループが、東北の温泉リゾート施設『スパリゾートハワイアンズ』(福島県いわき市)を運営する常磐興産を買収することが9日、わかった」と報じた。月内からTOB(株式公開買い付け)を始め、非公開化を目指す方針で、株価に3割程度のプレミアム(上乗せ幅)を付けるとみられると伝えている。報道を受け常磐興はコメントを開示。「企業価値向上に向けてフォートレス・インベストメント・グループとの間で様々な検討を行っている」としたうえで、「本日の取締役会に付議する予定」とした。買収時のプレミアムを意識した買いが集まったようだ。報道を受け、東京証券取引所は常磐興の株式売買について午前11時48分から午後0時30分まで停止。午後0時31分から売買を再開した。
最終更新日:2024年09月09日 12時42分
株探ニュース