KYCOMがカイ気配、今3月期最終利益7倍予想でポジティブサプライズ
KYCOMホールディングス<9685>が寄り付き大口の投資資金が流入、気配値で水準を一気に切り上げている。同社は通信や公共向け中心にシステムの受託開発を主力展開し、データ関連サービスも手掛けるが、情報処理案件の契約単価の改善などが収益に寄与している。5日取引終了後、非開示だった今期業績予想を発表、最終利益は前期比7.1倍の2億5000万円と急拡大を見込んでおり、これがポジティブサプライズとなった。株価は10月5日に年初来高値1137円をつけてからは調整局面にあったが、ここにきて75日移動平均線をサポートラインに下げ止まる動きをみせていた。株式需給面でも目先売り物がこなれており足が軽くなっている。
株探ニュース