両毛システムが後場急伸、第1四半期営業利益は2.5倍で上期計画に対する進捗率68%
両毛システムズ<9691>が後場急伸している。午後1時ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高38億7400万円(前年同期比7.5%増)、営業利益4億300万円(同2.5倍)、純利益2億5900万円(同2.4倍)と大幅増益となり、上期計画に対する営業利益の進捗率が68%に上ったことが好感されている。
前期に続いて受注確度の高い案件及び受注獲得活動の早期化や効率化に注力した結果、公共事業セグメントで、自治体、警察、水道事業者向けのシステム販売などが堅調に推移したほか、クラウドサービスやグループの総合力を生かしたアウトソーシング・サービスが伸長した。また、社会・産業事業セグメントでも車載系組み込みソフトウェア開発支援業務、ガス事業者向け「GIOS(ジーオス)」のシステム販売、製造業向けAMOサービスなどが堅調だった。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高180億円(前期比4.4%増)、営業利益17億円(同3.7%減)、純利益12億円(同1.1%減)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース