シーイーシーが急反発、上限3.74%の自社株買いを評価
シーイーシー<9692>が急反発した。システムインテグレーターの同社は13日の取引終了後、25年1月期の連結決算発表にあわせ、取得総数120万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.74%)、取得総額20億円を上限とする自社株買いの実施を発表。株主還元姿勢が評価されたようだ。
自社株の取得期間は3月14日から10月31日まで。取得した全株式を26年1月16日に消却する。26年1月期は売上高で前期比7.6%増の605億円、経常利益で同0.2%増の68億2000万円、最終利益で同21.3%増の49億円を計画。年間配当予想は同10円増配の65円とした。給与水準の引き上げなど人材投資の拡大などを見込みつつ、経常利益は微増ながら前期に続き過去最高益の更新を予想する。25年1月期の売上高は前の期比5.8%増の562億800万円、経常利益は同6.2%増の68億700万円、最終利益は同11.0%減の40億4000万円だった。
株探ニュース