富士ソフトが一時S高、「上場の是非検討へ特別委員会で議論」と伝わる
富士ソフト<9749>が後場に急伸し、一時ストップ高の水準となる1000円高の7240円に買われた。日本経済新聞電子版が「富士ソフトが株式の上場を継続するかを含めた資本政策の検討を始めることが12日、わかった」と、同日に報じた。社外取締役による特別委員会で議論するという。株式市場では、株価にプレミアムを上乗せする形でのTOB(株式公開買い付け)による非公開化や、資本効率の更なる向上に向けた取り組みへの思惑が広がり、買いを集める要因となったようだ。アクティビストが資本効率の改善を求めている同社は、複数の外資系投資ファンドから非公開化の提案を受けており、上場の継続と非公開化のどちらが企業価値を高めることになるかなどを議論すると伝えている。
株探ニュース