英和、上期経常を55%上方修正・4期ぶり最高益、通期も増額
9857英和【連結】
業績修正PDF
英和 <9857> [東証S] が9月21日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の5.8億円→9億円(前年同期は4.8億円)に55.2%上方修正し、増益率が19.6%増→85.6%増に拡大し、4期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の20億円→23.2億円(前期は19.7億円)に16.0%上方修正し、増益率が1.1%増→17.2%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
1.2024年3月期第2四半期(累計)連結業績予想 当第2四半期連結累計期間においては、商品の長納期化が改...
会社側からの【修正の理由】
1.2024年3月期第2四半期(累計)連結業績予想 当第2四半期連結累計期間においては、商品の長納期化が改善傾向にあることに加え、生産性向上を目的にデジタル技術を活用した生産設備の自動化や高度化につながる投資があった他、老朽化した設備の更新需要が堅調で、主力の工業用計測制御機器の販売は堅調に推移しました。また、顧客の課題を解決する「コト売り」をはじめとする高付加価値営業の強化に取組んだことや、経費の増加抑制努力により各種経費が想定より低めに推移したことで収益性が向上し、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益が前回予想を上回る見込みです。2.2024年3月期通期連結業績予想 当社グループの事業領域においては、商品長納期化を見越した顧客の先行発注姿勢に落ち着きが見られる他、社会インフラ市場向け特殊車両に使用するベース車両の長納期化の影響が継続し、受注に減速感も見られますが、当第2四半期(累計)連結業績予想の修正予想額を加味し、通期の営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を上回る見込みです。 (注) 本資料で記載されている業績予想等の将来に関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき記載したものであり、実際の業績等は今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性がありますことをご承知おきください。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 23.04-09 | 19,000 | 550 | 580 | 350 | 55.3 | 15 | 2023-05-12 |
連結 |
| 新 23.04-09 | 19,000 | 850 | 900 | 585 | 92.4 | 15 | 2023-09-21 |
連結 |
| 修正率 | 0.0 | +54.5 | +55.2 | +67.1 | +67.1 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2024.03 | 42,000 | 1,950 | 2,000 | 1,325 | 209.4 | 55 | 2023-05-12 |
連結 |
| 新 2024.03 | 42,000 | 2,250 | 2,320 | 1,530 | 241.8 | 55 | 2023-09-21 |
連結 |
| 修正率 | 0.0 | +15.4 | +16.0 | +15.5 | +15.5 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 22.04-09 | 17,399 | 450 | 485 | 297 | 47.0 | 10 | 2022-11-08 |
連結 |
| 予 23.04-09 | 19,000 | 850 | 900 | 585 | 92.4 | 15 | 2023-09-21 |
連結 |
| 前年同期比 | +9.2 | +88.9 | +85.6 | +97.0 | +96.5 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022.03 | 37,378 | 1,561 | 1,608 | 1,067 | 168.6 | 39 | 2022-05-13 |
連結 |
| 2023.03 | 41,284 | 1,894 | 1,979 | 1,320 | 208.7 | 53 | 2023-05-12 |
連結 |
| 予 2024.03 | 42,000 | 2,250 | 2,320 | 1,530 | 241.8 | 55 | 2023-09-21 |
連結 |
| 前期比 | +1.7 | +18.8 | +17.2 | +15.9 | +15.8 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。