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個人投資家・有限亭玉介:相場は強気でも急激な調整には御用心!堅調なテーマ株に注目【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2024年2月4日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2024年1月29日14時に執筆

日本株の好調が目立っている一方で、米国株もNYダウが過去最高値を更新しております。1月25日に発表された米国の実質GDP速報値に関しても、市場予想を上回ったとの事。皆が好況に浮足立っている時こそ、急な調整に注意したいもんですねぇ。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

1月22日~26日の日経平均は、23日の日銀の金融政策決定会合を境にして同日の後場から下落基調へ向かう相場となりました。37000円台へ突入するかと思いきや、目前で調整局面へ入ったようです。日銀の発表内容はサプライズも無く、市場予想の通りに現状維持だったわけですが、それまでの市場の加熱感が想定以上だったように思えます。

とは言え、調整を挟んでも強気相場は現状維持という見方ができるのではないでしょうか。米国株が好調ですし、その勢いが日本株にも波及するのか気になりますな。米ドル円の為替に関しても1月に入ってからは円安に戻ってきました。東証の投資部門売買状況を見ても、1月の1週~3週で海外投資家は買い越しているようです。

東証が25年3月からプライム市場の企業に重要情報の英文化を義務付ける事もあり、プライム市場に限らず海外投資家を意識したガバナンスを実施する企業が増える可能性もあります。低PBRの是正に加えて海外投資家へ向けた情報開示など、それにメリットを感じない上場企業のTOBやMBOが今年も増えそうですな。

上場企業でも値動きがほとんど無いような銘柄もありますからねぇ。投資家を意識した経営が進めば、自ずと結果が株価にも反映されるのではないでしょうか。目先の調整に慌てる事なく、将来を見据えた投資を心掛けたいもんですな。

さて、日経平均の調整が入るとインバウンドや不動産投資関連など堅調なテーマやチャートの銘柄に資金を逃がすのも「カタイ」かと見ています。例えば輸入ブランド専門店展開するセキド<9878>は、1月25日の上方修正が好感されました。昨年末まで底値圏での保ち合いから、上放れした模様です。小型株で足が軽く、決算後も下値を切り上げるか監視中。

中古ブランド品販売を手掛けるコメ兵HD<2780>は、インバウンド関連として思惑がありますな。中国の春節を前にじわじわと株価が反応しているようです。チャート(日足)も底を打って切り返すと、25日線・75日線を上回りました。24年3月期は過去最高益となる見通しですので、2月13日の決算発表も注視しております。

シティホテル等を手掛けるポラリスHD<3010>もインバウンド関連として要チェックですねぇ。直近で昨年来高値を更新して、トレンドを形成できるか注視しております。24年3月期の業績は急拡大して最高益を更新する予想であり、2月13日の決算発表も見過ごせませんな。

設計デザイン会社のドラフト<5070>は、底堅く上昇トレンドを形成している様子。直近の決算では「商業施設・都市開発・環境設計・その他」の領域での業績拡大が際立っておりますな。決算は2月13日です。

不動産ファンド事業などを展開するクリアル<2998>は、底値圏から下値を切り上げてきました。不動産DX関連としても思惑があり、「CREAL」のような少額からインターネット上で不動産投資が出来るサービスも手掛けておりますよ。2月14日の決算も注視です。

最後は投資銀行事業を手掛けるファーストブラザーズ<3454>です。1月12日の決算と併せて増配を発表すると急動意しましたな。業績はまずまずですが、PBRは1倍割れで中長期的に監視を強めていっても面白味はあるかと。押し目を狙ってみたいものですねぇ。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

提供:フィスコ

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