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【本決算レポート】RIZAPグループは今期1.7倍の大幅増益予想!高成長を続ける理由とは?(フィスコ飯村真由)

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2018年5月16日 19時24分

みなさん、こんにちは。

フィスコリサーチアナリストの飯村真由です。

昨日15日、RIZAPグループ<2928>の本決算が発表となり、決算説明会が開催されました。

好決算を受けて、本日の株価は6.5%上昇!

本日は、同社の本決算の内容についてお伝えしたいと思います。

★【前期2018年3月期業績】★

◇売上収益:1362.01億円(前期比+42.9%)。6期連続増収、過去最高を達成!

◇営業利益:135.90億円(同+33.1%)。5期連続増益、過去最高を達成!

今後の飛躍的な成長のために91.5億円の先行投資を行ったうえで、利益面は計画を上振れて着地しています。

それに伴い、配当を従来予想6.29円→7.30円(配当性向20.1%)に引き上げることを発表しました。

★【今期2019年3月期業績予想】★

◇売上収益:2500億円(前期比+83.6%)

◇営業利益:230億円(同+69.2%)

と、大幅な増収増益を計画しており、配当は12.51円(配当性向20.0%)に増配予定です!

同社の成長は、主にRIZAPボディメイク事業、新規事業、M&Aの3つに分けられます。

★【RIZAPの高成長が続く】★

2012年2月にスタートしたRIZAPボディメイクの累計会員は今年2月、ついに10万人を突破しました。

シニア層の会員獲得に力を入れていますが、梅沢富美男さんのCM効果は大きく、中高年(55~64歳)の方からの問い合わせが2.64倍になったそうです。

また、短期的なサービス(2ヶ月で実現するボディメイク)に留まらず、生涯寄り添うサービスへとビジネスモデルの進化を遂げたことで、収益構造が大きく変わりました。理想の体型になった後の継続的なサービスである生活習慣改善プログラム「BMP(ボディマネジメントプログラム・月額29,800円)」の申し込み率は8割を超えており、広告宣伝費を伴わない売上が増加しているのです。

RIZAP関連事業の店舗計画(国内外)は前期末149→今期末200店舗以上に拡大予定。

同関連事業は今期、売上収益1.5倍・営業利益2倍を見込んでいます。

~【RIZAP関連事業の戦略】~

(1) パーソナルトレーニング事業の拡大

(RIZAPボディメイク事業の拡大、海外展開の加速、関連事業の拡大)

(2) 健康サポート企業としての実績拡大

(法人・自治体プログラムの拡大、医療機関との連携拡大)

(3) 新規事業の拡大(スポーツ・フード分野への本格進出)

としており、下記に新たに発表された内容や具体的に示された計画についてご紹介します。

★【女性向けサービス】★

「美にコミット」する女性専用RIZAP「RIZAP WOMAN」が新たにスタート!

引き締めたい部位に特化したトレーニング、コラーゲンマシン×運動、女性に必要な食事指導、体温や睡眠時間の管理などを行い、子供の同伴もOKというのがさらに嬉しいポイントではないでしょうか。1号店として明日5月17日に新宿店がオープンする予定です。

また、新感覚の暗闇フィットネス(グループレッスン)の「VIVANA(ヴィヴァーナ)」は2号店が決定し、痩せるホットヨガ(グループレッスン)の「LIPTY(リプティ)」も好調のようですよ。

★【海外展開】★

海外進出から3年目であった前期、香港を除いた台湾・上海・シンガポールの3拠点で通期黒字化を達成しました。上海・シンガポールの2店舗の出店はすでに決まっており、7月には海外7店舗になる予定です。2年後には欧米にも出店予定で、2021年3月期には海外30店舗に拡大する計画です。

★【RIZAP関連事業】★

RIZAP GOLFは急成長を遂げており、その売上はボディメイク事業の2割程度の規模に達しています。ボディメイク同様、会員数の増加に加え、自社開発商品の売上が好調なことも大きな強みです。

国内では、前期末15店舗→9月30店舗→今期末45店舗と積極的な出店計画が立てられています。また、海外進出が決定しており、今期中に香港に出店予定です。

4月からは最新の映像解析+センサーを活用した「RIZAP GOLF LESSON System」がスタートし、練習場やラウンド中に遠隔サポートでトレーナーからアドバイスが受けられるようになりました。(このサービスすごくいいですよね!)

また、これまではインドア中心のレッスンでしたが、アコーディアゴルフと提携し、8月からラウンドレッスンを開始することが昨日発表されました。

「少なくとも2年以内にゴルフレッスン市場でNo.1になる。現在のGOLF人口550万人を1000万人規模に押し上げる旗振り役になりたい!」と瀬戸社長の強い意気込みが感じられます。

一方、RIZAP ENGLISHは「3年以内に英語スクール市場でNo.1」を目標としており、新CMもスタートしています。店舗数は前期末4店舗→今期末10店舗の計画です。

★【法人向け】★

健康セミナー、出張型グループトレーニング、デリバリーランチ「zap DELI」の提供などを行っており、採用企業が拡大中。健康セミナーの受講者数は前期末2.5万人→今期末10万人と4倍増の計画となっています。前期に宅配弁当を手掛けている企業(ご馳走屋惣兵衛)を子会社化したことで、7月からは新たなデリバリープログラムを開始する予定です。法人向け事業の売上は今期5倍超の急拡大を見込んでいます。

★【自治体】★

長野県伊那市と取り組んだ「成果報酬型・健康増進プログラム」では、参加者の体力年齢が89%の方が10歳以上若返り、平均では37歳も若返ったそうです。(体力年齢が2ヶ月半で46歳若返った男性が紹介された動画は衝撃的でした!とてもイキイキした表情に変わっていましたし、とても良い取り組みですよね!)

RIZAPは削減できた医療費の半額をいただく収益モデルで、自治体側は削減できた社会保障費を予防費にまわすことができます。今後、伊那市の成功事例をもとに「健康増進プログラム」を広げていく方針です。

★【医療機関との連携】★

すでに国内のRIZAP全店舗で医療機関と連携しており、高齢者や病気などで不安を持つ方にも安心に通っていただける体制を整えています。また、国立精神・神経医療研究センターとの共同研究により脳機能に与える効果検証が新たにスタートしました。

★【スポーツ・フード】★

スポーツ分野では、4月に湘南ベルマーレの経営権を獲得。今後はスポーツ関連のビジネスを本格展開していく方針で、アスリートのパフォーマンス向上を目指す「RIZAP Athlete Lab(仮)」の発足が昨日発表されました。

フード分野においては、RIZAP低糖質フード「LOCA-Labo」・プロテインゼリー(6月25日発売予定)などの自社オリジナル商品と、ファミリーマートをはじめとするパートナー連携の2つの軸で展開していく方針です。

2021年3月期に、スポーツ・フード分野あわせた売上収益1000億円以上を目指す計画です。

★【M&A】★

今年3月末、新たにワンダーコーポレーション<3344>を子会社化し、上場子会社は9社となりました。

子会社は事業軸・機能軸の2つに分かれており、その連携によりグループ全体を成長させていくというご説明が非常にわかりやすかったです。

◇事業軸:「自己投資産業」の事業領域拡大

(過去2年間にM&Aを行った上場子会社では・・・マルコ<9980>、パスポート<7577>、ジーンズメイト<7448>、堀田丸正<8105>等)

◇機能軸:「バリューチェーン」別のグループ経営基盤強化

(過去2年間にM&Aを行った上場子会社では・・・「素材開発・調達」として堀田丸正。「企画・生産・マーケティング」を担う1社として、プロモーション機能を内製化できる地域密着メディアのぱど<4833>等。「販売・サービス等」を担う役割として、好立地でありながら不採算となっていた店舗をグループ企業の別店舗へと転換することでグループ全体の店舗基盤強化をもたらすワンダーコーポレーション等)

決算期が異なるイデアインターナショナル<3140>を除いた上場子会社8社の営業利益は、前期16.49億円→今期41.20億円へと大幅に拡大する見込みとなっています。

★【中期経営計画「COMMIT2020」】★

2021年3月期に売上収益3000億円、営業利益350億円の達成を目標としています。

中期経営計画の発表から3年が経ち、中間振り返りとして基本戦略の進捗状況と今後の重点方針が伝えられました。

~【基本戦略と進捗状況、今後の重点方針】~

(1) 成長基盤の一層の強化(進捗◎)・・・今後の方針は、RIZAP関連事業、グループ各社の成長加速。スポーツ・フード分野への戦略的投資。事業軸・機能軸両面でのM&A強化。

(2) ヘルスケア事業への本格展開(進捗△~〇)・・・今後の方針は、「RIZAP1000万人健康宣言」の実現に向けた健康サポート分野の成長加速(自治体向け・企業向けRIZAPの本格成長)

(3) 海外展開の本格進出(進捗△)・・・今後の方針は、アジアを中心とした成長基盤の構築、グローバルSPAモデルの確立。

★【株主優待】★

優待カタログに掲載されている300点以上のグループ商品から好きなものを自由に選択することができます。株主だけのオリジナル商品(非売品)も加わり、さらに選ぶ楽しさが増えるようですよ!

◇100株:4,000円相当のグループ商品

◇200株:6,000円相当のグループ商品

◇400株:12,000円相当のグループ商品

◇800株:24,000円相当のグループ商品

◇1200株:30,000円相当のグループ商品

◇2000株:36,000円相当のグループ商品

◇4000株:72,000円相当のグループ商品

◇8000株:144,000円相当のグループ商品

本決算の説明会は前期の振り返りが中心になりがちな企業が多いなか、全面的に今期・未来に向けたプレゼン構成になっていたことが印象的でした。

今回、「負ののれん(M&Aによる割安購入益)」のご説明も詳しくされていましたので、公開されている同社の説明会動画を是非ご覧いただければと思います。

瀬戸社長のプレゼンテーションからワクワク感が伝わってくるはずです!

同社の更なる成長がとても楽しみです♪

フィスコリサーチアナリスト

飯村 真由

《MW》

提供:フィスコ

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