ファストリが急反発、第1四半期営業利益5.6%増で会社計画大きく上回る
ファーストリテイリング<9983>が急反発している。13日の取引終了後に発表した第1四半期(9~11月)連結決算が、売上高6273億9100万円(前年同期比1.2%増)、営業利益1194億600万円(同5.6%増)、純利益935億9200万円(同33.0%増)となり、会社側によると計画を大幅に上回ったことが好感されている。
国内ユニクロ事業は、前年同期に在宅需要やエアリズムマスクの販売が盛り上がった反動から減収減益となった。ただ海外ユニクロ事業は、中華圏こそ新型コロナウイルス感染に伴う厳しい行動規制の継続で落ち込んだものの、アジア・オセアニア地区、北米、欧州が好調に推移し全体を牽引した。
なお、22年8月期通期業績予想は、売上高2兆2000億円(前期比3.1%増)、営業利益2700億円(同8.4%増)、純利益1750億円(同3.0%増)の従来見通しを据え置いている。
最終更新日:2022年01月14日 10時04分
株探ニュース