ファストリが急騰、22年8月期業績及び配当予想を上方修正
ファーストリテイリング<9983>は急騰。14日の取引終了後、22年8月期の連結業績予想について、売上高を2兆2000億円から2兆2500億円(前期比5.5%増)へ、営業利益を2700億円から2900億円(同16.5%増)へ、純利益を1900億円から2500億円(同47.2%増)へ上方修正し、あわせて560円としていた年間配当予想を620円(前期480円)へ引き上げると発表しており、これを好感した買いが流入している。
第3四半期の3カ月間の業績が好調で、海外における現地通貨ベースでも想定を上回って進捗していることが要因としている。また、第4四半期業績予想の前提為替レートを従来の1ドル=110円から122円30銭に見直したことも寄与する。なお、第3四半期累計(21年9月~22年5月)決算は、売上高1兆7651億円(前年同期比3.9%増)、営業利益2710億8400万円(同19.0%増)、純利益2378億3600万円(同57.1%増)だった。
株探ニュース