ファストリが6日ぶり急反落、今期業績・配当予想引き上げも全体相場に連れ安
ファーストリテイリング<9983>が6日ぶりに急反落した。11日の取引終了後、24年8月期の業績と配当予想の上方修正を発表。今期の売上収益予想を400億円増額して3兆700億円(前期比11.0%増)、最終利益予想を450億円増額して3650億円(同23.2%増)に見直した。年間配当予想は50円増額して400円に引き上げている。過去最高益予想を上乗せする形での上方修正となったが、この日は日経平均株価が大幅安となっており、日経平均のウェートの高い同社株は全体相場に連れ安する形となっている。国内ユニクロ事業、海外ユニクロ事業ともに堅調に推移しており、第3四半期までの進捗状況と足もとの為替レートを踏まえ、通期の業績予想を見直した。
株探ニュース