ソフトバンクGは売り買い交錯も頑強、IPO直前の英アーム株人気観測は追い風
ソフトバンクグループ<9984>が売り買い交錯のなかも前週末終値近辺で頑強な値動きを示している。同社傘下の英半導体設計大手アームは今週14日にナスダック市場へ新規上場する見通しにあるが、英フィナンシャル・タイムズによると募集の5倍あまりの申し込みがあると報じており、人気の高さが浮き彫りとなっている。アームは投資家に向けた説明会でクラウドコンピューティングや車載市場の成長を背景に25年3月期は20%台の増収になるとの見通しを示したことが伝わっており、マーケットの注目度が一段と高まった。これが改めてソフトバンクGの株価を刺激する格好となっている。
株探ニュース