スズケンが3日続伸、抗悪性腫瘍剤の市場拡大などで24年3月期業績は計画上振れ
スズケン<9987>が3日続伸している。4月30日の取引終了後、集計中の24年3月期連結業績について、売上高が従来予想の2兆3267億円から2兆3864億円(前の期比3.1%増)へ、営業利益が249億円から348億円(同6.7%増)へ、純利益が242億円から290億円(同42.5%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視されている。
抗悪性腫瘍剤の市場拡大やスペシャリティー医薬品の新薬が寄与したことに加えて、新型コロナウイルス関連商材(治療薬・診断薬その他)の売り上げが想定よりも上振れたことなどが要因としている。また、販管費の抑制に継続して取り組んだことなども寄与した。
株探ニュース