ＳＡＮＫＹＯ、今期経常を43％下方修正

会社側からの【修正の理由】

１．連結業績予想（修正の理由）　当パチンコ・パチスロ業界におきましては、ギャンブル等依存症対策の一環として、平成30年2月1日から「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則」が施行される予定であります。当社グループの顧客であるパチンコパーラーは、現段階で改正規則に適合する遊技機に対してファンがどのような反応を示すか見通しづらいことから、新台入替など遊技機の設置機種構成見直しの判断を先送りしております。　こうした中、当社グループでは、改正規則施行後の業界環境の変化に対応するため、最近の遊技機の受注・販売動向をもとに下期及び来期までの販売スケジュールを見直し、今期においては公表した業績予想の達成が困難であると判断いたしました。　パチンコの予想販売台数は225 千台から164千台、パチスロの予想販売台数は40千台から29千台となります。２．個別業績予想（前期実績との差異が生じた理由）　売上高につきましては、パチンコの販売台数が173千台から164千台、パチスロの販売台数が33千台から29千台へ減少いたしますが、セールスミックスの変化による販売単価の上昇等により、前期実績と比べ若干増加し、70,900百万円となる見通しになります。　利益につきましては、売上高の増加に伴い営業利益は増加するものの、経常利益、当期純利益は、関係会社からの受取配当金の計上額が減少したことから、前期実績を下回る見通しになります。　なお、期末配当につきましては当初予想の1株当たり75円（年間配当150円）を変更する予定はございません。上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。