INV、20年6月期業績を未定に変更、分配金は1812円を未定に変更(訂正)
8963インヴィンシブル投資法人【連結】
業績修正PDF
インヴィンシブル投資法人 <8963> [東証R] が4月24日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。20年6月期の業績予想を取り下げ、未定に変更した。
同時に、従来1812円を計画していた分配金を未定に変更した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
国内ホテルポートフォリオ(注1)は、本年1月には客室稼働率81.7%、RevPAR(注2)6,895円と概...
会社側からの【修正の理由】
国内ホテルポートフォリオ(注1)は、本年1月には客室稼働率81.7%、RevPAR(注2)6,895円と概ね想定どおりに推移しましたが、2月に入り、新型コロナウイルス感染症(以下「本感染症」といいます。)の拡大による中国人旅行客の減少が始まり、日本国内においても外出自粛等による影響が徐々に見られるようになりました。3月11日には世界保健機関(WHO)がパンデミックを宣言し、3月下旬には東京オリンピックの延期が決定されるなど、その後も、本感染症の影響は世界的に拡大しており、これを受けた世界的な海外渡航制限もあり、旅行客は大幅に減少し、3月の訪日外国人旅行者数は前年同月比-93.0%(注3)と激減し、本日付「ポートフォリオの運用実績(2020年3月)に関するお知らせ」で公表の通り、国内ホテルポートフォリオ(注1)のRevPARは、前年同月比‐67.7%の大幅な下落となりました。また、ケイマン諸島政府は2020年3月23日から5月31日までグランドケイマン島のオーウェンロバーツ国際空港を閉鎖すると発表しており、これに伴い、ケイマン2物件についても営業を停止しています。さらに、4月に入り、政府より7都府県に対して発令された緊急事態宣言は、その後対象が全都道府県に拡大されました。少なくともゴールデンウィーク中までは移動・外出自粛要請が続くことから、ホテル利用は低迷することが予想され、また緊急事態宣言が延長される可能性も高まってきています。足元においてホテルの客室稼働率は大幅に低下しており、2020年2月20日付で公表した業績予想を達成することは困難となっている一方、現時点においては本感染症の今後の拡大やこれに対する政府及び地方自治体の対応策、経済への影響、ホテル業界・オペレーターへの影響を見積もることは極めて困難です。そのため、本投資法人は、本日付で2020年6月期及び12月期の運用状況の予想の修正を行い、未定といたします。(注1) 本投資法人が2020年3月末時点で保有する国内ホテル84物件(本投資法人が保有する特定目的会社の優先出資証券の裏付資産である「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」を含みます。)から固定賃料9物件を除いた75物件のデータに基づき記載しています。固定賃料9物件は、「D29スーパーホテル新橋・烏森口」、「D33コンフォートホテル富山駅前」、「D36スーパーホテル東京・JR立川北口」、「D37スーパーホテルJR上野入谷口」、「D39コンフォートホテル黒崎」、「D40コンフォートホテル前橋」、「D41コンフォートホテル燕三条」、「D42コンフォートホテル北見」及び「D48高松 東急REIホテル」となります。(注2) 「RevPAR」とは1日当たり総客室数当たり客室収入(Revenues Per Available Room)をいい、一定期間の客室収入合計を同期間の総客室数(客室数×日数)合計で除して算出され、客室稼働率をADR(平均客室単価(Average Daily Rate))で乗じた値と同値となります。(注3) 出典:日本政府観光局(JNTO)
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2020.06 | 18,510 | 12,342 | 11,259 | 11,258 | 1,846.5 | 1,812 | 2020-02-20 |
単独 |
| 新 2020.06 | ー | ー | ー | ー | - | - | 2020-04-24 |
単独 |
| 修正率 | - | - | - | - | - | % |
今期の業績予想
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019.06 | 27,339 | 22,185 | 21,240 | 21,239 | 3,748.0 | 1,656 | 2019-08-22 |
単独 |
| 2019.12 | 18,587 | 12,858 | 11,639 | 11,638 | 1,910.0 | 1,725 | 2020-02-20 |
単独 |
| 予 2020.06 | ー | ー | ー | ー | - | - | 2020-04-24 |
単独 |
| 前期比 | - | - | - | - | - | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。