キャピタルＡ、今期経常を一転89％減益に下方修正、配当も1円減額

会社側からの【修正の理由】

〇2020年９月期 第２四半期（累計）連結業績予想数値の修正について　当社グループの主たる事業である受託開発事業において、システム開発業務の一部について中国でオフショア開発を行っておりますが、昨今の新型コロナウイルスの影響により、中国での開発業務が停滞し、一部プロジェク卜において納品の遅延及び国内開発への切替が発生いたしました。また、当初計画していた国内プロジェクトの一部が停止若しくは延期となりました。この結果、売上高は前回発表予想比7.9％減の3,500百万円、営業利益は同比80.8％減の50百万円、経常利益は同比76.4％減の59百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同比84.8％減の25百万円となる見込みであります。〇2020年９月期 通期連結業績予想の修正について　当社グループの主たる事業である受託開発事業において、昨今の新型コロナウイルスの影響により、当第２四半期にオフショア開発から国内開発への一部切替、当初計画していた国内プロジェクトの一部停止若しくは延期が生じております。新型コロナウイルスの終息時期の見通しが立たず、顧客である金融機関のシステム投資の見通しが不確実なため、現状の判断材料をもとに、現在想定し得る最も保守的なシナリオで、通期連結業績予想を修正いたしました。　 具体的には、新型コロナウイルスの影響が当期末（2020年９月末）まで続くことを前提に、４月以降新規に開始すると予定されていた国内プロジェクトが始動しない想定で見直しをしております。

今回の通期連結業績予想の修正に伴い、誠に遺憾ではございますが、期末配当につきましては、2020年２月７日に公表いたしました前回予想から１円減配の１株当たり10円とさせていただくことを予定しております。なお、第２四半期末の中間配当につきましては、１株当たり10円の配当予想に変更はありません。●今後の展望　現状の新型コロナウイルス禍の環境においては、当社顧客である金融機関は、従来の対面チャネルでの営業活動・コンサルティングが困難なため、今後は新商品の投入及び非対面チャネルを重視すると想定されます。当社は、かかる環境下での金融機関の販売プロセスのイノベーションを支援すべく、短中期的に予想される生命保険及び金融商品の多様化・非対面等オムニチャネルの重視及びビッグデータ解析に基づく販売スタイルの変革に呼応した次世代システム開発に努めてまいります。●本件に関するお問合せ先総務人事部　ＩＲ担当　E-mail：ir_cap@cap-net.co.jp　　TEL：06-4796-5666（※）※2020年５月14日現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、在宅勤務を実施しており、電話でのお問合せにはお答えしかねる状況です。上記のＥメールアドレスまでご連絡をお願いいたします。(注)　業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報にもとづき判断した見通しであり、実際の業績は、今後さまざまな要因によって予想値と異なる場合があります。 以　上