ニッケ、今期経常を一転7%増益に上方修正・最高益更新へ
3201日本毛織【連結】
業績修正PDF
日本毛織 <3201> が11月20日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年11月期の連結経常利益を従来予想の80億円→120億円(前期は111億円)に50.0%上方修正し、一転して7.5%増益を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常利益も従来予想の32億円→72億円(前年同期は67.6億円)に2.2倍増額し、一転して6.6%増益計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
売上高につきましては、前回発表予想どおりの進捗であり見通しの修正はありません。 営業利益につきましては、...
会社側からの【修正の理由】
売上高につきましては、前回発表予想どおりの進捗であり見通しの修正はありません。 営業利益につきましては、第3四半期より自動車関連資材に回復の兆しが見えてきた産業機材事業、新規M&A会社が業績寄与した人とみらい開発事業、新型コロナウイルス禍における巣ごもり需要を取り込んだ生活流通事業、加えて全体的な経費減もあり前回予想を上回る見通しです。 また、本年5月に資本業務提携を行った株式会社フジコーについて、業務提携が進展し当社グループにおける重要性が増してきたことから、2020 年11 月期末において持分法適用関連会社とすることといたしました。その際に発生する負ののれんが営業外収益に計上されることから、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を大幅に上回る見通しとなりました。 当社グループは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を踏まえ2020 年7月10 日の第2四半期決算発表時に開示した業績予想において、当初予想からの引き下げを行い、以後、多様化したグループ事業によるリスク分散と各々の経営環境への対応に取り組んでまいりました。足元の業績進捗と市場動向を鑑みて、上記のとおり通期業績予想を上方修正することと致しました。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後々な要因によって異なる結果となる可能性があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 20.06-11 | 50,549 | 3,100 | 3,206 | 1,618 | 22.6 | 14 | 2020-07-10 |
連結 |
| 新 20.06-11 | 50,549 | 4,300 | 7,206 | 4,218 | 58.8 | 14 | 2020-11-20 |
連結 |
| 修正率 | 0.0 | +38.7 | 2.2倍 | 2.6倍 | 2.6倍 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2020.11 | 103,000 | 7,300 | 8,000 | 4,400 | 61.4 | 26 | 2020-07-10 |
連結 |
| 新 2020.11 | 103,000 | 8,500 | 12,000 | 7,000 | 97.6 | 26 | 2020-11-20 |
連結 |
| 修正率 | 0.0 | +16.4 | +50.0 | +59.1 | +59.1 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 19.06-11 | 67,525 | 6,205 | 6,762 | 3,588 | 49.4 | 14 | 2020-01-15 |
連結 |
| 予 20.06-11 | 50,549 | 4,300 | 7,206 | 4,218 | 58.8 | 14 | 2020-11-20 |
連結 |
| 前年同期比 | -25.1 | -30.7 | +6.6 | +17.6 | +19.2 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018.11 | 110,538 | 8,368 | 9,128 | 5,274 | 72.3 | 22 | 2019-01-11 |
連結 |
| 2019.11 | 126,401 | 10,472 | 11,165 | 6,520 | 89.7 | 26 | 2020-01-15 |
連結 |
| 予 2020.11 | 103,000 | 8,500 | 12,000 | 7,000 | 97.6 | 26 | 2020-11-20 |
連結 |
| 前期比 | -18.5 | -18.8 | +7.5 | +7.4 | +8.9 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。