ショーエイ、今期経常を58%上方修正・最高益予想を上乗せ
9385ショーエイコーポレーション【連結】
業績修正PDF
ショーエイコーポレーション <9385> が1月12日後場(13:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の8.3億円→13.1億円(前期は6.3億円)に57.5%上方修正し、増益率が31.8%増→2.1倍に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.2億円→7億円(前年同期は3.7億円)に3.1倍増額し、一転して86.5%増益計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社グループは、高収益で成長性のある会社になるために事業領域の拡大、転換を進めてまいりましたが、この新型コ...
会社側からの【修正の理由】
当社グループは、高収益で成長性のある会社になるために事業領域の拡大、転換を進めてまいりましたが、この新型コロナウイルス感染症拡大が続く中においても、これまで注力してきた販促支援の企画提案による商品・販促品営業、消毒剤のボトル詰めや洗濯槽クリーナー剤等の充填セットの売上が大きく伸びました。加えて100円ショップやドラッグストア、小売販売店、量販店に対しても、衛生用品、清掃関係用具、手芸用品の企画提案を進め、その需要を上手くつかめました。また7月からのレジ袋有料化に伴ない100円ショップ等で手提げ袋、レジ袋、ゴミ袋など好調に推移いたしました。しかしながらこのコロナ禍において、各種イベントの中止や延期、販促品キャンペーンの自粛、旅行業界等への影響が大きく、封入封緘、物流の売上が落ち込み、充填セット売上においても、インバウンドの急激な減少により化粧品の充填セットの売上は想定していた額には届かず、結果売上高につきましては、前回発表予想通りになる見通しであります。 利益につきましては、低利率であった封入封緘、物流の売上が減少する一方で、高利率である充填セット売上、商品・販促品売上が伸びたこと、タイ子会社における業務改善、原材料価格の低下、また販管費が抑えられることから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、前回発表予想を上回る見通しであります。※上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の実績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 20.10-03 | 10,678 | 248 | 228 | 127 | 16.4 | 20 | 2020-11-13 |
連結 |
| 新 20.10-03 | 10,678 | 729 | 707 | 486 | 62.9 | 20 | 2021-01-12 |
連結 |
| 修正率 | 0.0 | 2.9倍 | 3.1倍 | 3.8倍 | 3.8倍 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2021.03 | 20,861 | 869 | 833 | 541 | 70.0 | 20 | 2020-05-15 |
連結 |
| 新 2021.03 | 20,861 | 1,350 | 1,312 | 900 | 116.5 | 20 | 2021-01-12 |
連結 |
| 修正率 | 0.0 | +55.4 | +57.5 | +66.4 | +66.4 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 19.10-03 | 9,659 | 348 | 379 | 240 | 37.8 | 20 | 2020-05-15 |
連結 |
| 予 20.10-03 | 10,678 | 729 | 707 | 486 | 62.9 | 20 | 2021-01-12 |
連結 |
| 前年同期比 | +10.5 | 2.1倍 | +86.5 | 2.0倍 | +66.2 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019.03 | 17,807 | 532 | 501 | 317 | 48.7 | 20 | 2019-05-10 |
連結 |
| 2020.03 | 19,115 | 628 | 632 | 406 | 64.0 | 20 | 2020-05-15 |
連結 |
| 予 2021.03 | 20,861 | 1,350 | 1,312 | 900 | 116.5 | 20 | 2021-01-12 |
連結 |
| 前期比 | +9.1 | 2.1倍 | 2.1倍 | 2.2倍 | +81.9 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。